10月はピンクリボン月間!検診と予防が大切
インスタグラムにも投稿しましたが、現在、女性の9人に一人が乳がんに罹患するそうです。
私が罹患した7年前は、12人に一人といわれていました。罹患者は増えているのに、日本医師会のデータによれば、40~69歳で検診を受診する人は44.9%。2人に1人が受診していないことになります。
確かにマンモグラフィーなどは痛い。病院は混んでいるし、平日だと仕事を休まなければならない方もいて受診しにくいかもしれません。でも、もし罹患したら、ステージが進んでしまっていたらと考えると、検診しなかったことを絶対に悔やむことになります。
私について書けば、まずは入院、手術、化学療法、ホルモン療法、乳房再建などの治療にそれなりの時間とお金がかかりました。
がんそのものよりも治療が辛かった。自宅での抗がん剤治療で寝たり起きたりの日々。すぐに疲れるし、副反応の関節痛、筋肉痛、口内炎で体中ボロボロ。家族に心配かけたし、負担もかけました。
治療以外にも、脱毛による精神的苦痛。私はこれが一番辛かった!仕事を辞めて家に引きこもりがちになりました。ウィッグや帽子、傷んだ肌や爪のケア用品にかかったお金も痛かった。そして7年経った現在でも、薬の副反応の痺れがあるし、時々ものすごく不安になります。
私は毎年乳がん検診を受けていましたが、それでも見つからず、セルフチェックで異常を感じて乳腺科に行って見つかりました。検診から数か月で腫瘍の大きさは2センチを超え、ステージⅡ。そこからはバタバタと入院です。
定期検診、セルフチェック、生活習慣の改善。どれが欠けてもリスクは上がってしまうんです。
乳がんに限らず、がんは早期発見と予防が大事。
がん全般では、50代以降急速にリスクが上がります。
定期検診や健康的な生活習慣に加え、あとはストレスをためないことも大切。
家事やしがらみなどさっさと軽減して、自分をケアする時間を持つようにしてほしいです。
仕事もあるでしょう、家族のために家のこともあるでしょう、高齢になってきた親の介助もあるかもしれません。
でも、自分が病気になったら万事休すです。
どうか自分ファーストの暮らしを。
2人に一人ががんになる時代。そしてがんは長年日本人の死因の1位の病気です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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