子への過度な期待はいつの年代も「ストレス」でしかない
アラカンの整理収納アドバイザー、今井かおりです。
ご覧いただきありがとうございます。
子どもの頃、親から「~~な大人になりなさい」とプレッシャーをかけられたことはありませんか?
「いい学校に進学しなさい」とか、「家業を継ぎなさい」とか、「結婚して孫の顔を見せて」などなど。
親としては可愛い我が子への期待と助言のつもりなんだと思います。でも、いつの時代もそれなりに
プレッシャーだったのは私だけでしょうか?
そして年代とともに親が子に期待する内容は変わります。
2020年に父が他界し、母が一人暮らしになりました。
父は生前、電気設計の仕事をしていたので、元気な頃はコンセントや照明などの不具合をささっと直してくれたものでした。それが関係あるのかわかりませんが、母は電球はもちろん、家電や設備の電池すら交換したことがない。
父が認知症を患った時から、電球が切れたり、家電や携帯電話が不調になると弟を呼びつけ、弟が仕事で来訪できないと私に電話がかかってくる。
時は新型コロナによるステイホームの時期。
私もできるだけ外出したくないし、片道2時間近くかけて電池交換に行くのはキツイ。
そしてその頃から、「かおりだけが頼りなんだから」というフレーズをよく耳にするようになりました! (たぶん私だけでなく弟にも言っていると思う)
このフレーズを聞くと、正直、憂鬱になります! そして母の要求を断れなくなるんです!
まさに私にとっての呪縛の一言(笑)
母はもともと心配性ですが、歳とともにますます心配性に拍車がかかり、最近は私が飛行機に乗るのを嫌がります。「あなただけが頼りなのよ」と。
だから、旅行に行く時は母に黙って出かけます。帰って来るまで心配されますからね。
親は、もちろん悪気はないし、たいして気にしていないのだと思います。でも、親の何気ない一言で、介護を含め、今後ますます高まる「期待」に対して気が重くなるのも事実です。
私も歳をとってきて、若い頃のようには動けません。親の期待にどこまでこたえられるのか。
母と、私自身と、数年先を見据えて、家事の軽減、自宅の片づけや改修、老後資金の確保などなる早で整えていきたいと動いています。
父の時は準備不足で苦労しましたし、母には安全安心に余生を楽しんでほしいですから。
昨年から、長年続けてきた家事を少しでも軽減できるよう、やり方や道具の見直しをしています。老後リノベも検討中です。
筆不精でなかなか書きませんが、見直し結果をブログやインスタにアップしようと思っています。
一日でも長く自立できるように、子どもたちの世話にならなくてもいいように、
今後も着々と老後の準備をしていこうと思います。
「あなただけが頼りよ」は、我が子には絶対に言いたくない!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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