50代から片づける5つの利点

前回の投稿から1か月以上空いてしまいました。

日々の生活に追われて先延ばしの連続。反省です。

前回は、老後のための片づけを早いうちから始めませんか？という話を書きました。

50代の方の多くが抱える実家や親の片づけに便乗して、自分の生前整理も始めるとあとあとラクになりますよというご提案です。

今日は、では早めの生前整理のどんな点がいいのかをもう少し深堀りしていきたいと思います。

整理収納を学んだことがある方はご存じだと思いますが、整理収納には3つの効果があるといわれています。

1つ目は、時短の効果。整理収納することで物の在処が明確になり、探し物がなくなったり、家事効率がアップしたりします。その結果、時間に余裕が生まれるという利点です。

２つ目は、お金の効果。在庫管理が容易になり、重複買いがなくなったり、自分にとっての不用品がはっきりして、無駄遣いが減るという節約の利点。

３つ目は、心の効果。一般的に、家が片づくことでイライラが減ってリラックスできるようになり、精神的によい効果があるとされます。きれいに片づいた部屋に友人を招いたりして、交友関係が盛んになる効果もあるといわれています。

50代からの片づけは、この3つの効果があるのはもちろんですが、私はさらに下記の5つの効果も期待できると考えています。

１、10年後、20年後の自分の暮らしに向けて、長いスパンで計画的に準備することができる

2、早い段階で家事が軽減され、高齢になってからの負担が減る

3、子どもなど残されたものに負担がかからない。迷惑をかけない。

4、どうせ片づけることになるなら、将来訪れる生前整理や遺品整理を兼ねて片づけてしまえば一石二鳥。親子まとめて効率よく片づけられる。

5、「家族のため」を卒業して、自分中心、夫婦中心の生活にゆっくりシフトしていく時間が持てる

ライフスタイルや体調の変化が大きいといわれる50代。

50代で生前整理なんて早くないですか？といわれることが度々あります。でも、整理の効果を考えれば、決して早すぎることはありません。

整理することで、将来の健康で楽しい生き方をじっくり模索してほしいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。