どんな『今後』を生きたいのか。片づけの先に見えるものは何ですか?


あけましておめでとうございます。

アラカンの整理収納アドバイザー、今井かおりです。

本年もよろしくお願いいたします。


一昨年、2023年の2月より、ご縁あって長らく憧れていた中山真由美さんと清水幸子さんが主宰する『整理収納キャンプ』に参加し、整理収納アドバイザーとして活動を始めてから約2年が経ちました。昨年には、探り探りではありますが、個人事業主として訪問サービスや、講師としてのお仕事をさせていただき、整理収納アドバイザーの資格を取ってから12年、ようやく動き出すことができました。

先生方やキャンプ生の皆様、ご依頼いただきましたお客様、そして温かく見守ってくれる家族に深く感謝いたします。


個人的には、自分と母の生前整理、老後に向けての住まいや生活の見直しに日々取り組んでおります。

7年前に乳がんに罹患した時には、寝たり起きたり家に籠っていましたので、外に出て新しい仕事をしながら、身の周りの片づけをしている今の私の存在に、私自身が一番驚いているかもしれません。


自分の人生後半の生き方について深く考えるきっかけになったのは、間違いなく乳がんに罹患したから。人生何があるかわからない、残された家族に迷惑がかからないようにと始めた生前整理が、どんな『今後』を生きていきたいのか私の方向を決めました。

家族との関係、友人との関係、持ち物、特に思い出の物との関わり方。自分にとって大切なものは何か、優先順位を決めることが大事なんです。

自分がこの先どんな生き方をしたいのかを考えることで、やっていくべきことが見えてきます。生前整理とは、自身の死後のための整理ではなく、自身の今後、未来を想定して行う整理なんです。(詳細は過去の投稿をご覧ください)

まずは、将来ご自分がどうしたいのか、どんな暮らしがしたいのか考えてほしいです。

私の年代になれば、嫌でも老化、老後を意識せざるを得ません。このままの暮らしで70代、80代を乗り切れるのか。子どもや周囲の人に迷惑をかけることはないのか。

気持ちの整理、物の整理、新しい暮らしの準備。

未来のゴールを決め、それに向かってなるべく早いうちから身辺を整えていきませんか?

50代、60代は老後について考える適齢期。決して早くはありません。整えるためには、気力も体力も判断力も必要です。

また、体調や状況、心の変化でゴールは変わるので、常に更新していくことも大切になります。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


家を整える

整理収納アドバイザーの今井かおりです。片づけを通して暮らしを整えるお手伝いを致します。 50代から始める生前整理。 インテリア相談。

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